集団での共有と守秘義務について

心理のコツ

守秘義務の範囲

 専門職集団で関わっている時に、あなたにだけ言いますと言われた時にどうするのかを考えたいと思います。他の人には言わないで欲しいと言われても共有した方が良いと思われることもあります。命に関わる問題などについては本人の同意が取れていなくても共有報告するという例外はあります。しかし緊急事態でない場合、本人の同意がなく共有できないで困ることというのは多々ある問題です。

「聞いてない体でお願いします」という問題

 本当に良くないことだと思うのですが「これは聞いていない体でお願いします」と本人の同意がない状態で情報が回ってくることが実際の場面で多々あります。

 この点については常々疑問に思っています。もし同意がとれないなら言うべきではないと思います。そして自分で抱えておけないような話はメンバーにはさせてはいけないと思います。またそれが共有すべき事柄なら、理由をしっかりと説明する必要があると思うのです。

対策

 自分が聞いた話をどこまで共有する可能性があるかということについて、しっかりと説明する必要があると思われます。たとえば私は精神科デイケアで勤めているので、聞いた話はミーティングで共有するのでデイケアのスタッフには伝わることを伝えます。そしてカルテに記載するので主治医には知れるということも伝えるようにしています。もちろん全員に前もって言うわけではないですが、黙っていて欲しいと言われそうな話題の時にはどこまで共有するのかという話をこちらから極力出すようにします。

 病院以外についても、複数の職種で関わる場合は記録に書くので記録を通して共有することになると想像されますので、状況はそこまで変わらないと思います。

信頼関係について

 「あなたにだけだから言えた」も確かにあるかもしれませんが、そこの信頼関係と共有することはまた別の次元だと思われます。実際は共有しているのに、そうはしてないと隠すことの方がよっぽどまずいことだと思われます。

おわりに

 少し綺麗事を言っているかもしれませんし、自分が難しいケースに直面したら悩むだろうなと記事を書いていて思いました。ただ、事前に説明するというスタンスは重要だと感じています。

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