こんな時は要注意⑤〜同じ人とばかり話をしている時〜

心理のコツ

はじめに

 この記事では対人援助の場で関わっていて注意する必要のある状態を書いていきたいと思います。私「梅干し大吟醸」が現場にいて痛い目にあったことから書いていこうと思います。第五回目は「同じ人とばかり話をしている時」についてです。

集団の中で同じ人とばかり話していませんか?

 精神科デイケアや集団精神療法などグループに関わるような場合にメンバーの誰と話すかは、スタッフ側に委ねられています。個別の心理療法などで一週間に一回50分などと枠が決まっているのとは異なります。

 そんな場合、自分の行動を振り返ってみると話をしている時間は偏っているはずです。偏りが出ることが悪いわけではありませんが、ある人とばかり話ている場合は注意が必要です。懸念点を2つあげてみたいと思います。

懸念点① 自分自身の居心地の悪さを紛らわすために話ている可能性

 グループ内で自分の居心地が悪いときは安心できる誰のところへ行きたくなるものです。もちろんスタッフも例外ではありません。話しやすいメンバーのところに行ってしまうのは集団の居心地の悪さを感じているからかもしれません。

 私自身も集団の中で何かしていないと落ち着かないという気持ちから話しやすいメンバーさんと話し込んでしまうということが何度もありました。そのたびに上司や先輩から指摘されていたように思います。今でも気を抜いたらそうなってしまいます。

 そんな時は、新聞でも読みながら待ってみるのもいいかもしれません。まずスタッフがその場に居られるようになることが大切だったりします。

懸念点②話しかけられない人以外は置き去りになっている可能性

 グループ内では、自分から困りごとをスタッフまで言ってきてくれる人もいれば、自分からなかなか言えない人もいます。普段よく話ている人は普段から注目できている人とも言いかえられます。 

 しかし自分の様子を振り返ってみて、同じ人とばかり話ているということは、他の人への心配りが低くなっている可能性があります。そもそも集団の中で声をあげにくい人は、場の中で埋もれてしまいやすいのです。

 そんな時はスタッフの側から積極的に注目する必要があります。基本的には意識して声をかけてみるという意識が大切になります。できたらその日来ている人全員と何らかの話をするように心掛けることも必要です。ただ人によっては、むやみやたらに声をかけるのではなく、何も働きかけないが見守るということが大事な場合ももちろんあります。

おわりに

 もちろん今回あげた2点以外にも考えるべきところはあるかもしれません。私の体験から特に感じていたところをあげました。 今回の点について自分では気付きにくいところなので、周囲の人から指摘してもらえる環境を作っておくと良いかしれません。

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