こんな時は要注意③〜自分ばっかりやっていると思った時編〜

心理のコツ

はじめに

 この記事では対人援助の場で関わっていて注意する必要のある状態を書いていきたいと思います。私「梅干し大吟醸」が現場にいて痛い目にあったことから書いていこうと思います。第三回目は「自分ばっかりやっていると思った時編」についてです。

自分ばっかりやっていると思う時のチェック項目

 自分ばっかりやっているということについて何段階かでチェックする必要があります。まずチェックするべきは、

  • 周りの人がやっていることに自分では気が付いているのかどうか。

ということです。そしてこの点を吟味した上で、それでも自分が周りより仕事をしているなら、

  • 周囲の人の経験の機会を奪っていないか

を吟味する必要があります。順を追って見ていきたいとおもいます。

周りの人が行なっていることに気づけているのか?

 自分がしていることについては、もちろん自分はよくわかっていますが、相手がしてくれていることにはなかなか気づきにくいものです。家庭での例になりますが、トイレットペーパーを交換することも、誰かが替えてくれていても意識しなければなかなか気づけないものです。逆に自分が頻繁に替えているとついつい自分ばかり交換してと思えてきてしまいます。相手のしていることに気づくことが「自分ばっかりやっている」から抜け出すポイントです。

周りの人が行なっていることに気づくコツ

 そうはいってもなかなか気づくのは難しいです。そこで手助けになるのは、自分と相手の立場の差を考えてみることです。相手は上司なのか同僚なのか。キャリアは一緒くらいなのか。職種は一緒なのか。仕事に対してどのような考えを持っているのか。もっといえばどんな家庭状況なのかなど。あげればキリがありませんが、それだけ人それぞれ立場が違うということです。

 特に部下から見ると上司は何をやっているかわからないことも多いですし、上司から見ると自分ができてきたことが出来ていないのを見るのは歯痒いと想像されます。

まずは、そういった立場や境遇の違いを、意識することが大切になってきます。

それでも自分が周りより仕事をしていると思った時

 上記のようなことを考えた上でも、実際に自分が周りより仕事をやっていると感じてしまう場合は、

周囲の経験の機会を奪っている

と考えることも必要です。

 周りの人ができない理由はあなた自身が先々に行ってしまい、各種業務の経験の機会を全て奪ってしまっている可能性があります。逆の立場になったら想像できると思いますが、トイレットペーパーがいつも変えられている状態なら替えることに気づく機会もありません。それで勝手にイライラしてしまってはより悪循環になっていきます。トイレットペーパーのようなことでも起こるので、仕事になれば当然多くなってきます。

好きでやってるから大丈夫は大丈夫じゃない

 好きでやってるので大丈夫ですという場合もあるかもしれませんが、大丈夫ではありません。急に異動になるかもしれませんし、急に休むかもしれません。その時困るのは周囲の人たちです。ある程度誰でも全体が見渡せるのが重要になってきます。精神科デイケアなど対人援助職では、やりがいで動く場面も否定できませんので、その場合などは特に注意が必要です。リスク管理として、情報共有は特に集団での対人援助では大切になってきます(そもそも個人精神療法でも、集団の視点は入れるべきだと思いますが・・・)。

まとめ

 時間は刻々と流れていきますので、望む望まないに限らず少しずつその職場でのキャリアが積み重なっていきます。そうすると自分のルールや自分の経験が「自分ばかりやっている」ということにつながってしまいます。自分ばかりやっていることに、いらだつにせよ、得意に思うにせよ、自分の手から放してみる気持ちをもってみませんか?

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