こんな時は要注意②〜論文読んだ直後、論文書いた直後はフォームを崩すよ編〜

心理のコツ

はじめに

 この記事では対人援助の場で関わっていて注意する必要のある状態を書いていきたいと思います。私「梅干し大吟醸」が現場にいて痛い目にあったことから書いていこうと思います。第二回目は「論文読んだ直後、論文書いた直後はフォーム崩すよ編」についてです。

知識を入れた時は臨床実践のフォームを崩しやすい時

 新しい心理療法や考え方について触れた時、対人援助職としてワクワクするものです。私も新しい考え方などに触れた時は、もしかしたら役に立つのではないかといったことや、実践に取り入れてみようと思います。というより、実践をどうにかしたいという思いがあって本を読んだり研修に参加したりするので、実践に取り入れるのは当然のことです。ただしここには注意が必要です。何か新しいものを取り入れた時は、臨床実践のフォームを崩しやすい時でもあります。

実際の場面は成功事例ばかりではない

 役に立つ考え方は大抵がうまくいった事例が紹介されていることが多いです。というより結果が出たので論文になったり本になったり、研修で紹介されたりするからです。失敗事例をまとめた研究ももちろんありますが、ほとんどは成功事例を集めています。

 そういった成功事例にばかり触れていると、日常の臨床場面もうまくいくに違いないと錯覚してしまいます。そうなると、実際の臨床場面で何が起こっているかを見落としてしまうことがあります。こちら側の頭の中で思い描いていることしか、見えてこなくなってしまうのです。

自分で論文を書こうとしている時は特に注意

 さらに自分が研究を進めて論文を執筆している時はさらに要注意です。私は論文といえば修士論文くらいしか書けていませんが、修士論文を書いている時を振り返ってみると、いつもと違うことをやってしまいがちでした。臨床場面でのことではなく、論文の方に注意がいってしまいました。さらに何か価値のあることを書かなければならないということで、自分の実践に対しても”キレイに”ことを進めようという打算がどうしても紛れ込んできてしまいました。新しい知識を取り入れた時同様に臨床場面のクライエントやメンバーを見れていない事態がよく起こりました。

まとめ

 研鑽することはもちろん大事で必須のことではありますが、知識に溺れないようにという自覚も同時に必要だと思います。新たな知識に触れた時は本当に目の前のクライエントやメンバーにとって意義あるものかを立ち止まって考える必要があります。

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